
クライアント Gravy Company
協賛 日本ペイント株式会社
場所 Ocean's Camp TORAMII
時期 2021年4月
前回のコンテナのペイントを終え、一息ついていると突然また連絡がきた。
「オーナーが気に入ってくれたから、今度は道路に面している方も描いてもらえないかな?」
こんな言葉をいただいた。
屋外で、それも、凹凸のあるコンテナに12mの大きさに描く経験はもうなかなかないだろうと思っていた矢先だったので驚いたと同時に、自分のアートが評価されたことを心から嬉しく思った。またあの場所に絵を描きに行けるのだと思うとワクワクした。
前回から学んだこととして
①下書きは深夜ではなく、日が暮れたらすぐやる(夜露で濡れる前に描く)
②下書きの線はなるべく薄い色で描く(上から余計に何度も重ねて塗らずに済ませる)
③ちゃんと休憩をとる(しっかりとタイムマネジメントする)
ということがあったので、今回は弟が来たいということだったのでアシスタントとして一緒に行くことにした。

下書きを終えたところ。夕焼けが美しい。

弟も初ペイントに挑戦
結果的にこれは大正解で、ペイントの速度が上がるだけでなく、洗い物や、一人では手間のかかる地味な作業が大幅に削られた。
今回は前回と違って描く場所のスペースが少し狭かったこと、目の前に電柱やガードレールがあったことで下書きの線を描くのに少し苦労したが、万事スムーズに進めることができた。

めっちゃ暑かったけど、気持ちいい!
今回のデザインは、現場近くがサーフィンをしている人が多いので、サーファーたちの目に留めたいということ、それだけでなくファミリーでも楽しく過ごせることをメインに、日中と夜の二つのシーンをキャンプのシンボルであるテントを挟んで表現した。


空が晴れると、ペイントした絵もより活き活きと見えてきた。
ここにくる人たちのワクワク感が高められたら嬉しい。